第34回大会/開催日:2024年10月26日~27日/開催地:大東文化大学(東京・板橋区)
No./発表者/発表テーマ
01 柯 輝煌 「「国語国字」問題をめぐる鬩ぎあい―書家比田井天来(一八七二―一九三九)を中心に―」
02 鄭 天貽 「日本における朱熹書『易繋辞』に関する考察」
03 陳 雪溱 「醍醐朝における唐風受容の一様相―小野道風「屏風土代」を中心に―」
04 草野 剛 「銭松の篆刻作風について―「印中求印」の展開を中心に―」
05 村田 萌 「里耶秦簡の字形認識―网部字―」
06 滑田一輝 「秦印に関する一考察」
07 仲村康太郎 「蔡邕飛白創始説について」
08 川内佑毅 「河井荃廬の訪中と交流―上海・杭州を中止に―」
09 下田章平 「原田大観の訪中収蔵活動について」
シンポジウム 「書の人文情報学」
司会:菅野智明
藤森大雅氏「書道コンテンツのデジタル公開の在り方」
成田健太郎氏「碑帖拓本デジタルアーカイブの研究利用について」
中村覚氏「デジタルアーカイブ・人文情報学に関する技術紹介」
記念講演会 澤田雅弘氏「翁方綱『孔子廟堂碑考』の検証と補遺」
第33回大会/開催日:2023年10月28~29日/開催地:文化フォーラム春日井および春日井市道風記念館(愛知県春日井市)
No./発表者/発表テーマ
01 王 娜婷 「清末における呉昌碩の「国家観念」―呉昌碩の書簡と時局を通して―」
02 仲村康太郎「雑書体の歴史における連続性と非連続性」
03 沈 伯陽 「趙之謙「福徳長寿」印と「福徳長寿之斎」横幅の典拠について」
04 峯岸佳葉 「沢田東江の学書法とその史的位置づけについて―東江の弟子・齋田東野の資料を中心に―」
05 土屋明美 「中国近現代の書法家研究 ―『中華民国三十六年中国美術名鑑』にみえる書法家について―」
06 剣持翔伍・正岡知晃 「梅舒適コレクション『丁丑劫餘印存』からみた西泠印社初期社員の一面」
07 高木義隆 「韓珠船本蘭亭序の奥書と游相本蘭亭序」
08 福原啓郎 「鍾繇「宣示表」の真偽に関する一考察」
記念講演会 古谷稔氏「日本の書流―法性寺流を中心に―」
第32回大会/開催日:2022年10月29~30日/開催地:盛岡大学(岩手県滝沢市)
No./発表者/発表テーマ
01 丁 子戌 「自叙帖研究 ―台北故宮本の諸問題と水鏡堂刻本との関係を中心に―」
02 尾川明穂 「手指運動解析の書法史研究への応用について」
03 井田明宏 「習字簡からみた後漢時代の書体認識の一端」
04 金 貴粉 「近代朝鮮における女性書画家の誕生―妓生書画家を中心として」
05 権田瞬一 「河井荃廬の篆刻における中国古典の受容と展開 ―受容古典の拡充と作風の転向について―」
06 下田章平 「久野錦浦の収蔵活動について」
07 矢野千載 「棟方志功の文字と書の表現に関する一考察 ―板画の文字・毛筆の書・方筆に着目して―」
08 福田哲之 「北京大学漢簡『蒼頡篇』の分掌に関する試論」
記念講演会 宮澤和樹氏「祖父・清六から聞いた 兄 宮澤賢治」
第31回大会/開催日:2021年10月31日/開催:オンライン配信
No./発表者/発表テーマ
01 井田明宏 「陝西型鎮墓瓶と東牌楼後漢簡牘の書法に関する一考察 ―両者の比較と再現実験の試み―」
02 中山陽介 「女手成立過渡期の仮名の書道史上の位置付け」
03 加藤詩乃 「『麒麟抄』の成立と伝来について」
04 前川知里 「観鵞会の活動とその実態」
05 権田瞬一 「河井荃廬の篆刻における中国古典の受容と昇華について ―倣古期を中心に―」
06 石 永峰 「内藤湖南の王羲之書法研究について ―関西大学内藤文庫関係資料の紹介を兼ねて―」
第30回大会/開催日:2019年10月26日~27日/開催地:東京国立博物館(東京・台東区)
No./発表者/発表テーマ
01 安藤喜紀 「黄腸石の文と刻 ―任城漢墓及び北荘漢墓の「薛〇〇」を中心に」
02 池田絵理香 「雁塔聖教序・記の複雑刻について ―筆画に沿う極細線の意味を考える―」
03 前川知里 「第五回内国勧業博覧会と付博覧としての書画」
04 井田明宏 「後漢時代の鎮墓瓶における書法の二系統性について」
05 志民和儀 「二つの墨跡本「神龍半印蘭亭序」をめぐって」
06 下田章平 「和刻本「淳化閣帖」の伝本系統に関する一考察 ―惺堂旧蔵棭斎本を中心として―」
07 永由徳夫 「日本書論から見る王羲之〈書聖〉考」
第30回大会記念シンポジウム 「書学書道史研究の課題」
司会:中村伸夫
パネラー:河内利治 富田 淳 信廣友江 笠嶋忠幸
第30回大会記念講演 「近百年の中日書法交流について」
講演者:蘇 士澍氏 通訳担当者:張 莉氏
招待発表 山本 尭氏 「殷周金文の復元鋳造」
第29回大会/開催日:2018年10月27日~28日/開催地:岐阜女子大学(岐阜・岐阜市)
No./発表者/発表テーマ
01 中村伸夫 「中国における極小の書に関する一考察 ―清人二十六家による蠅頭書冊〈耆儒澄鑑〉を例として―」
02 鍋島稲子 「唐時代における王羲之崇拝と逸格派の書について」
03 南條佳代 「『栄花物語』にみる書道観と時代性」
04 谷口成孝 「出雲路敬通の書に関する基礎研究」
05 金 貴粉 「近代朝鮮における書の専業化過程とその特徴 ―官僚出身書人の動向を中心に―」
06 早川桂央 「開母廟石闕銘の避諱に関する一考察」
07 成田健太郎・中村 覚 「法帖画像アーカイブを研究資源として活用するために」
研究推進のためのクロストーク 「若手の研究推進をテーマに」
司会:澤田雅弘
パネラー:蘇 浩 林 司洋 関 俊史 剣持翔伍
講演会 冨谷 至氏 「中国における書芸術の誕生」
第28回大会/開催日:2017年11月25日~26日/開催地:日本大学文理学部(東京・世田谷区)
No./発表者/発表テーマ
01 髙橋佑太 「張祖翼『磊盦金石跋尾稿』初探」
02 高木義隆 「定武本の諸問題と蘭亭序諸本」
03 三井忠大 「松田南溟が比田井天来へ宛てた書簡にみる古法に関する一考察」
04 剣持翔伍 「唐代の碑誌にみる複数書体の混用」
05 関 俊史 「庾肩吾『書品』における評価方法の淵源」
06 中村健太郎 「十三世紀書写の真観本の特徴と装飾料紙」
07 成田健太郎 「『顔氏家訓』雑芸篇の書に関する記述について」
08 髙城弘一 「古筆手鑑『かりがね帖』所収「升色紙」とその周辺」
講演会 辻 勝美氏 「兼好法師と書の道」
第27回大会/開催日:2016年10月1日~2日/開催地:滋賀大学(滋賀・大津市)
No./発表者/発表テーマ
01 徳泉さち 「北魏平城時代の巡行碑について」
02 正岡知晃 「呉隠の「印学」観とその展開」
03 成田健太郎 「碑帖拓本デジタルデータに対するメタデータ付与の手法」
04 宮崎洋一 「明清時代の「顔真卿」 ―宋元時代の評価などとの比較を中心に―」
05 菅野智明 「「扶桑再遊記」にみる羅振玉と日本人 ―社会的ネットワーク分析の視点から―」
06 福田哲之 「泰山刻石拓本の古文字学的検討」
07 澤田雅弘 「三井本十七帖考 ―香港中文大学文物館北山本との比較をもとに―」
パネルディスカッション 「書学・書道史学と美術館・博物館の連携を考える」
司会:中村史朗 コーディネーター:笠嶋忠幸
パネラー:尾川明穂 川畑 薫 星子桃子 六人部克典
講演会 杉村邦彦 「明治初期における巖谷一六とその書法 ―新出の『巖谷一六日記』を基にして―」
第26回大会/開催日:2015年10月3日~4日/開催地:國學院大學(東京・渋谷区)
No./発表者/発表テーマ
01 中村健太郎 「近代以降の有栖川流書道 ―伝授の変容と継承―」
02 中村史朗 「美術としての「六朝書」 ―龍眠会の活動実態を中心に―」
03 安生成美 「前漢を中心とした私印の篆体について」
04 野中直之 「平安古筆にみられる書風変化の一考察 ―雲紙本と関戸本各和漢朗詠集の漢字部分を中心に―」
05 金 貴粉 「朝鮮美術展覧会における書部門廃止と書認識の変容」
06 下田章平 「顔臣清の来日と中国書画の日本への将来」
07 林 淳 「西脇呉石の書道観とその評価」
08 橋本栄一 「「爨龍顔碑」を中心とする南中大姓爨氏の建碑活動について」
09 成田健太郎 「北宋の筆法論と米芾の書論」
講演会 佐野光一氏 「漢隷の完成」
第25回大会/開催日:2014年9月13~14日/開催地:花園大学(京都・京都市)
No./発表者/発表テーマ
01 柳田さやか 「明治期の日本美術協会における書の位置付け ―六書展覧会開催と日本書道会設立の背景として―」
02 髙城弘一 「新出の伝藤原為家筆「弘法大師行状」古写断簡考」
03 古木誠彦 「中国西周時代昭王期の青銅器考」
04 栗 躍崇 「燕国璽印研究 ―長細形璽印の印文中の〈鍴〉を中心に―」
05 大嶋英里 「信行禅師碑の書法と刻」
06 根本 知 「藤原伊房の書風形成における一考察 ―藍紙本万葉集の漢字部分を中心に―」
07 川内佑毅 「明代中晩期の印論における審美思想とその背景」
08 高木義隆 「翰香館法書の諸問題」
09 根來孝明 「細井広沢の唐様書法について ―《西湖十景》を中心に―」
シンポジウム 「伝承と生成のかたち―書学書道史と芸術諸学-」
コーディネーター:萱のり子
輪島裕介氏「音楽における痕跡:楽譜と録音の文化的諸問題」
土田耕督氏「連歌における歌ことばネットワークの継承と応用 ―藤原為家の歌論と二条良基の連歌論をめぐって」
河内利治 「人文学と芸術学の研究環境の変化 ―1990年代以後の海外における書学研究の視座から」
下野健児 「「書のかたち」をめぐって」
第24回大会/開催日:2013年11月9日~10日/開催地:跡見女子学園大学(東京・文京区)
No./発表者/発表テーマ
01 志民和儀 「唐代行書墓誌の展開に関する一試論 ―「百済人祢軍墓誌拓本」を中心に―」
02 瀬川 清 「『灌頂暦名』筆跡再考」
03 浜野真由美 「近衛信尹筆「檜原図屏風」 ―大字仮名と書画合作にみる禅林文化の潮流―」
04 加藤詩乃 「空海筆『聾瞽指帰』の再検討 ―奈良時代~平安時代初期における日本書道の国風化について―」
05 野中直之 「使用字母からみる「伊予切和漢朗詠集」の一考察」
06 権田瞬一 「同風印社『印印』総目録化報告」
07 亀澤孝幸 「文・書・画の関係 ―劉勰・張懐瓘・張彦遠」
08 森岡 隆 「一群の片仮名交用古筆の成立年代」
講演会 大西克也氏 「文字統一と秦漢の史書」
第23回大会/開催日:2012年11月17日~18日/開催地:別府大学(大分・別府市)
No./発表者/発表テーマ
01 陳 柏伩 「筆力の構築〈骨〉〈筋〉〈肉〉の概念より ―漢魏六朝唐の書論を中心に―」
02 福光由布 「蘇軾詩における「草書未暇縁怱怱」に関する一考」
03 川合尚子 「張廷済の金石学 ―翁方綱・阮元との交友と影響―」
04 緑川明憲 「大師流能書・藤木敦直伝記考証」
05 丸山果織 「戦後日本の「前衛書」の展開 ―森田子龍の作品分析をとおして―」
06 尾川明穂 「歴代書跡に対する董其昌の鑑定・評価基準 ―褚摹系「蘭亭序」に近似する一群の書跡の存在から―
07 矢野千載 「里耶秦代簡牘に見る秦代書法 ―多様な秦隷、簡牘上の小篆、楚簡との関わりを中心に―」
08 高木義隆 「金章宗の所蔵印と痩金書」
09 横田恭三 「前漢墓出土「告地書」考」
第22回大会/開催日:2011年11月12日~13日/開催地:大東文化大学(東京・板橋区)
No./発表者/発表テーマ
01 髙田智仁 「表装裂にみえる文化的価値 ―春日大社所蔵水谷川家旧蔵の掛軸群を中心に―」
02 成田健太郎 「張懐瓘『書断』の史料利用と通俗書論」
03 丁 成東 「画史 『書史』に見られる米芾の装潢観」
04 永由徳夫 「秘伝としての書論」
05 鄭 麗芸 「書で解くメディア」
06 林 雲峰 「政禅師と「児童の字」」
07 八木一絵 「詩賦と書の創作関係論」
08 中村健太郎 「近世宮廷書道における入木道伝受と有栖川流」
09 田村南海子 「小島成斎の用印」
10 中村 薫 「米芾の平淡天真」
11 緑川明憲 「江戸時代の持明院家と書道持明院流の実態について」
12 荒井雄三 「蘇州博物館蔵の徐渭書法 草書詠剣・詠墨詞大軸、青天歌巻について」
13 福田哲之 「清華簡『保訓』の文字学的検討」
14 澤田雅弘 「北朝墓誌にみる特定刻法の伝播 ―刻法[002]について―」
第21回大会/開催日:2010年10月23日~24日/開催地:安田女子大学(広島・広島市)
No./発表者/発表テーマ
01 金 周會 「『風信帖』の書風形成に関する一考察」
02 金子 馨 「四天王寺国際仏教大学恩頼堂文庫蔵『筆体口伝』に関する一考察」
03 藤森大雅 「楷書風格の一考察 ―欧陽詢を中心に」
04 根本 知 「光悦筆和歌巻に見る書の特質」
05 志民和儀 「三枚の賈道聞浮図 拓本 ―出土文物の考証」
06 高木義隆 「唐人・十二月朋友相聞書」
07 谷口邦彦 「楊淮表紀拓本比較考」
08 笠嶋忠幸 「書表現における造形意識について ―絵文字・鏡文字の展開を中心に」
09 中村伸夫 「陳介祺と呉大澂 ―往復書簡にみる金石学の交流」
記念講演会 名和 修氏 「近衛家伝世書の資料」
第20回大会/開催日:2009年11月7日~8日/開催地:日本大学文理学部(東京・世田谷区)
No./発表者/発表テーマ
01 六人部克典 「豊坊篆書考 ―古篆書法を中心に―」
02 荒井雄三 「元明の雑書巻冊の展開について」
03 津坂貢政 「宋四大家の中の蔡端明 ―その選入をめぐって―」
04 田淵元博 「陳鴻壽の芸術と生涯」
05 角田健一 「西周金文正字考 ―字体の多様性を中心として―」
06 吉村富美子 「竹田画帖作品における著賛形式について ―《亦復一楽帖》の書と画による紙面構成を中心として―」
07 下田章平 「完顔景賢の書画収蔵に関する一考察」
08 中村健太郎 「古筆家伝来手鑑『翰墨林』とその痕跡 ―古筆家正統の秘帖の行方―」
09 鎌田美里 「鄧石如楷書考」
10 土屋明美 「沙孟海の書法に関する研究」
11 山本まり子 「『和漢朗詠集』葦手本と戊辰切巻上の書に関する考察」
12 濱田尚史 「欧陽詢楷書四屏の書写意識に関する一考察 ―重出する同字の字体について―」
13 鈴木洋保 「「黄州寒食詩巻」の特質 ―筆跡と詩に見られる両義性―」
14 古谷 稔 「日本書道史における漢字散らし書き ―伝藤原忠通筆詩巻切を例に―」
第19回大会/開催日:2008年11月29日〜30日/開催地:神戸大学(兵庫・神戸市)
No./発表者/発表テーマ
01 和田 彩 「古典筆墨書跡における模本作成技法の解析 ―コンピュータ画像による分析方法の開発と展開―」
02 尾川明穂 「董其昌有紀年論書に見る王羲之観」
03 深田邦明 「西川寧による金文を素材とした書作品について」
04 高木義隆 「陳鑑本と陸継善本蘭亭序」
05 髙城弘一 「明治三十三年〈小学校令〉以前の仮名統一と諸問題」
06 柿木原くみ 「銭痩鉄とその周辺 ―谷崎潤一郎を中心に―」
07 萩 信雄 「開通褒斜道刻石銘文再考」
08 鈴木洋保 「田邉玄々の自刻法帖をめぐって」
09 宮崎洋一 「近代以降の顔真卿の研究について」
10 安達直哉 「書道学の文化財保存への対応に関する諸問題」
11 森岡 隆 「元阿弥光悦筆和歌巻の特徴 ―鶴下絵和歌巻を中心として―」
第18回大会/開催日:2007年11月17日~18日/開催地:筑波大学(茨城・つくば市)
No./発表者/発表テーマ
01 中村健太郎 「伝宗尊親王筆「神楽歌切」の筆跡と紙背文書について」
02 髙橋佑太 「王澍『淳化秘閣法帖考正』について」
03 森 常雄 「孫過庭『書譜』における書体融合表現の思想 ―包世臣『芸舟双楫』による解説の試み―」
04 峯岸佳葉 「〈絹地切〉〈綾地切〉の多様性について ―サンリツ服部美術館蔵 未公開の断簡を中心にー」
05 山元宣宏 「章草についての一考察」
06 永由徳夫 「『夜鶴庭訓抄』の変遷過程」
07 王 力軍 「〈気〉をめぐる書法審美範疇語の研究 ―歴代書論から見る〈気〉字術語―」
08 中村史朗 「「大河内文書」からみた明治期の日中書法交流」
09 鄭 麗芸 「江馬細香の書風 ―題画詩をめぐって―」
10 福田哲之 「張芝草書の実相 ―長沙東牌楼東漢簡牘を手がかりとして―」
第17回大会/開催日:2006年11月11日~12日/開催地:大阪教育大学(大阪・柏原市)
No./発表者/発表テーマ
01 福井淳哉 「藤原佐里筆「詩懐紙」に関する一考察」
02 下田章平 「張旭の狂草」
03 橋本貴朗 「「慈光寺経」の書風」
04 渡邉 明 「走馬楼三国呉簡を中心とする簡牘の書体上の位置づけ」
05 川畑 薫 「松花堂昭乗の「三十六歌仙歌」受容」
06 高口盛幸 「石刻書法としての側款」
07 高澤浩一 「何君閣道摩崖の再発見」
08 安達直哉 「小野道風筆「智証大師諡号勅書」について」
09 鶴田一雄 「長沙市東牌楼出土簡牘にみる草書の変遷に関する一考察」
第16回大会/開催日:2005年10月29日~10月30日/開催地:四国大学(徳島・徳島市)
No./発表者/発表テーマ
01 荒井雄三 「徐渭書法編年試論」
02 増田知之 「明代後半期における北方の『書』の状況 ―山東・邢侗を中心として―」
03 張 莉 「「色彩」に関する文字の考察」
04 神野雄二 「日本印人研究 ―山田寒山の印学と『印章備正』を中心に―」
05 高木義隆 「清代を中心とした、刻字と印人」
06 高口盛幸 「石刻書法としての側款」
07 桜木享子 「楊守敬と中林梧竹の関連性を求めて」
08 松永恵子 「「草聖」概念の歴史的変容」
09 福田哲之 「楚文から秦文への転換 ―馬王堆帛書『式法』の初歩的検討―」
10 大野修作 「王僧虔「論書」から『法書要録』を見直す」
11 家入博徳 「「定家自筆」への視座」
12 笠嶋忠幸 「佐竹本三十六歌仙絵の詞書の書風について」
13 杉浦妙子 「『源氏物語』に見る紫式部の書美について」
14 古谷 稔 「書跡における復元模写の方法と課題」
15 興膳 宏 「杜甫の書論 ―ことに同時代批評の視点から―」
第15回大会/開催日:2004年11月6日~7日/開催地:東京大学(東京・文京区)
No./発表者/発表テーマ
01 矢野千載 「曹全碑小考 ―城外本と「因」字の形体を中心に―」
02 佐藤法雄 「天発神讖碑の筆法と源流とその背景」
03 相川政行 「北朝摩崖刻経中の《大空王佛》佛号を主にした書風剖析と安道壹の考察」
04 髙橋利郎 「手鑑月台に見る近代という眼差し」
05 岩坪充雄 「近世日本の篆書受容について ―細井光沢を中心に―」
06 青山由起子 「明治維新における公文書書体転換の一様相 ―藩士が見た「布達」の書体と記録した「留」の書体―」
07 松永恵子 「五代から北宋初期の文人の狂草観」
08 鈴木洋保 「明王府本石刻蘭亭図巻の特質とその意義 ―日中をめぐる後世への影響―」
09 川上大隆 「日蓮の消息について ―「四条金吾殿女房御返事」を中心に―」
10 魚住和晃 「与謝蕪村の書 ―書法に表れた漢語認識と和語認識の区別―」
11 菅野智明 「上海図書館蔵『稷山論書絶句』について」
12 澤田雅弘 「偽刻者Xの形影 ―同手の偽刻北魏洛陽墓誌群―」
13 髙城弘一 「新出「香紙切」二種二葉考」
14 森岡 隆 「『古今集』仮名序における虚構 ―安積山の歌をめぐって―」
記念シンポジウム基調講演 「和の心 ―書の文化継承に向けて」
講演者:古谷 稔
記念シンポジウム 「書学と書作」
司会:中村伸夫
パネラー:萱のり子 河内利治 野中浩俊 横山弘平
第14回大会/開催日:2003年10月11日~12日/開催地:藤女子大学(北海道・札幌市)
No./発表者/発表テーマ
01 趙 麗娥 「敦煌博物館蔵漢代歴譜の研究」
02 松永恵子 「「飛白書」における思想的背景」
03 紅林幸子 「書体の変遷Ⅱ ―無・无―」
04 橋本貴朗 「「高野切古今和歌集」巻第五の2葉の断簡について」
05 石井 健 「「三莫斎矚書録」から見た日高秩父の書家活動」
06 吉野太一 「『風信帖』成立年の考察」
07 大迫正一 「鄧石如の篆書に関する考察」
08 東 国恵 「初見帛書に関する一考察 ―真偽の検討のために―」
09 森岡 隆 「寸松庵色紙の伝存点数および改竄の一端」
10 鈴木晴彦 「『観鵞百譚』考」
11 鶴田一雄 「秦大事記研究 ―新出土の簡牘を中心にして―」
12 横田恭三 「統一秦における簡牘文字の真相 ―湖南・龍山里耶出土の木牘を中心として―」
13 名児耶明 「「二十巻本歌合」から伝西行筆の筆跡一群について」
14 杉浦妙子 「「流派」の発生と「道」の概念についての一考察」
特別講演 田中 有 「大庭脩先生の研究業績について」
第13回大会/開催日:2002年11月16日~17日/開催地:京都教育大学(京都・京都市)
No./発表者/発表テーマ
01 増田知之 「明代の法帖に関する一考察 ―明代文化史の流れの中で―」
02 中村史朗 「楊守敬の書法論 ―その特異性と影響力について―」
03 森岡ゆかり 「近代における日本人のアジアでの建碑 ―『台湾地区現存碑碣図誌』所収の碑碣を中心に―」
04 四方康子 「藤原定家の筆跡にみる〈字すがた〉と〈書のかたち〉の特質」
05 萱のり子 「韓国の書と藝」
06 鈴木洋保 「金農像をめぐって」
07 永由徳夫 「『夜鶴庭訓抄』の残した足跡」
08 田中之博 「『眺望集』『続眺望集』関連の短冊手鑑について」
09 野中浩俊 「富岡鉄斎 ―書美の特異性―」
10 下野健児 「唐代における書法の改変と型式化 ―智永「真草千字文」をめぐって―」
11 河内利治 「日本・台湾書道交流史試論」
第12回大会/開催日:2001年11月10日~11日/開催地:埼玉大学(埼玉・さいたま市)
No./発表者/発表テーマ
01 高澤浩一 「梁啓超碑帖跋 ―中国国家図書館収蔵本について―」
02 福田哲之 「郭店楚簡『唐虞之道』『忠信之道』の文字学的検討」
03 家入博徳 「書写の継承」
04 岩坪充雄 「江戸時代の出版と書の手本」
05 鄭 麗芸 「米山の書についての一考察 ―その臨書と制作―」
06 髙城弘一 「「古筆端切」形成の一要因」
07 杉浦妙子 「色紙の体裁の変化についての一考察」
08 大野修作 「何紹基の篆隷観 ―甲骨発見以前の金石学―」
09 古谷 稔 「熊野類壊紙筆跡の再検討 ―原本か摸本かの鑑識の方式―」
10 田中 有 「走馬楼簡牘研究の現状」
特別講演 杉村邦彦 「日下部鳴鶴と楊守敬」
第11回大会(兼)第4回国際書学研究大会/開催日:2000年9月15〜17日/開催地:日本教育会館(東京・千代田区)
第10回大会/開催日:1999年11月13日/開催地:京都女子大学(京都・京都市)
No./発表者/発表テーマ
01 矢内 斉 「異論・楷書の書法」
02 杉村邦彦 「楊守敬の来日とその影響に関する幾つかの問題」
03 岩坪充雄 「細井広沢門流の研究」
04 野上史郎 「北方心泉に関する一考察」
05 鈴木晴彦 「江戸和様書家の王羲之受容について」
06 河内利治 「書法美学範疇語〔遒媚〕考」
07 松丸道雄 「殷代の学書について ―甲骨文字における“習刻”と“法刻”―」
第9回大会/開催日:1998年11月21日/開催地:筑波大学(茨城・つくば市)
No./発表者/発表テーマ
01 森岡 隆 「仮名発達史における難波津の歌」
02 金 洋東 「金文「唯」字考」
03 祁 小春 「官奴説考」
04 中村史朗 「楊守敬『激素飛清閣評碑記・評帖記』について」
05 佐藤法雄 「金印再考」
06 荒金信治 「雁塔聖教序の線に関する考察」
07 中村武三 「新出の『庭訓往来』古写本の筆者」
08 海上雅臣 「臨書と創作 ―井上有一の作例から―」
第8回大会/開催日:1997年11月22日/開催地:淑徳大学(埼玉・入間郡)
No./発表者/発表テーマ
01 鈴木洋保 「李陽冰の書法」
02 西林昭一 「桂馥旧蔵〈嵩山三闕諸銘〉巻 ―〈開母廟石闕銘〉を主として―」
03 吉村昌之 「居延甲渠塞における部隧の配置について」
04 福田哲之 「吐魯番出土文書に見られる王羲之習書 ―阿斯塔那179号墓文書〈72TAM179:18〉を中心に―」
05 飯山三九郎 「新発見の洛陽存古閣蔵石拓本」
06 高井恭子 「日本における初期将来仏典受入基盤について(1) ―一切経写経の意味するもの―」
07 松村一徳 「中国西安出土秦封泥の検証」
08 森上洋光 「秋草道人の書法への一考察」
09 増田 孝 「「あしで」の美術史的考察」
10 大庭 脩 「江戸末期に舶載された単帖の資料」
第7回大会/開催日:1996年11月16日/開催地:近つ飛鳥博物館(大阪府・南河内郡)
No./発表者/発表テーマ
01 幸福香織 「〈手筆〉をめぐって」
02 橋本吉文 「新獲の大観帖をめぐって」
03 神野雄二 「小曽根乾堂研究」
04 菅野智明 「〈玉梅花盦論篆〉における金文書派の体系」
05 森下幸義 「陸游の王羲之観」
06 木下政雄 「書跡における平面と竪面鑑賞について」
第6回大会/開催日:1995年11月11日/開催地:諸橋轍次記念館(新潟・南蒲原郡)
No./発表者/発表テーマ
01 鶴田一雄 「鳥篆考」
02 杉村邦彦 「内藤湖南と澄懐堂収蔵の中国書画」
03 鈴木晴彦 「中華民国故宮博物院本『古京遺文』について」
04 萱のり子 「線・形象・時間」
05 細谷一郎 「『淳化閣帖』王羲之の書蹟における否定詞“不”の効用について」
06 大庭 脩 「新しく出現した荻生徂徠の書跡」
07 鈴木洋保 「小萬柳堂主 ―廉泉と呉芝瑛―」
08 岩坪充雄 「近世日本における隷書体受容に関する一考察」
09 柴田光彦 「滑川澹如について」
10 大橋成行 「竟山の将来した書法資料 —山本家に残る資料を中心に―」
第5回大会/開催日:1994年11月19日/開催地:澄懐堂美術館(三重・四日市市)
No./発表者/発表テーマ
01 中村伸夫 「武威磨嘴子第4号漢墓出土柩銘の書法について」
02 古川 徹 「北朝摩崖刻経について」
03 三原 博 「東坡の書論、書、詩についての一考察」
04 髙城弘一 「「秋萩帖」所収歌についての再検討」
05 下野健児 「祝允明の小楷書法について」
06 萱原 晋 「書学基礎論としての‘Graphonomics’の現状と課題」
第4回大会/開催日:1993年11月20日/開催地:大東文化大学(東京・板橋区)
No./発表者/発表テーマ
01 萱のり子 「形態から行為へ」
02 大橋修一 「枢銘から篆額へ」
03 勝目浩司 「北魏の能書家に関する一考察」
04 八木宣諦 「中央研究院所蔵の拓本資料 ―仏教碑銘を中心として―」
05 松本昭彦 「尾上柴舟の書風の変化に関する一考察」
06 飯山三九郎 「河北定県北荘漢墓刻石の書丹者」
記念講演 小林斗盦 「西泠印社九十周年に寄せて —清末の印学と印人たち—」
第3回大会/開催日:1992年11月21日/開催地:京大会館(京都・京都市)
No./発表者/発表テーマ
01 下野健児 「明代における狂草の流行とその様相」
02 鈴木洋保 「劉墉の書跡に見る書法観」
03 神野雄二 「会津八一の印学」
04 岩坪充雄 「鵬斎以降の書流の行方」
05 大野修作 「『書画書録解題』と『画法要録』」
06 西林昭一 「簪筆・珥筆そして白筆」
記念講演 中田勇次郎「晋唐小楷の字体について」
第2回大会/開催日:1991年11月23日/開催地:東京大学(東京・文京区)
No./発表者/発表テーマ
01 横田恭三 「水野疎梅とその交流」
02 金 洋東 「伝殷墟出土璽印の亜字形について」
03 杉浦妙子 「『才葉抄』と藤原教長」
04 豊島嘉穂 「朝鮮書道史と副島種臣」
05 駒井定夫 「日本の「木簡」について」
06 田中 有 「新出土の木簡資料 ―甘粛省における国際簡牘学会に因んで―」
第1回大会/開催日:1990年11月23日/開催地:東京大学(東京・文京区)
No./発表者/発表テーマ
01 福宿孝夫 「日本出土「魏紀年」四鏡の銘文と字体」
02 松村一徳 「泰山金剛経と尖山摩崖 ―「北周要経洞摩崖」(民国十四年刊油印本)をめぐって―」
03 大庭 脩 「「検」考」
04 宮崎洋一 「顔真卿書「殷夫人顔氏碑」について ―顔真卿の晩年の書像に関する一考察―」
05 福田哲之 「高山寺蔵本「篆隷萬象名義」の篆体について」
06 何 勁松 「禅と書芸術について」
07 森 常雄 「古書論にみられる用筆理念の変遷」
08 澤田雅弘 「潤例考」
09 木下政雄 「「手本体」の形状的特質について」